鏡分金殿燭
かがみはきんでんのしょくをわかつ


「鏡」は自分の映し出すものに惑わされたりしない。

どんなに美しいものを映したとしても「鏡」」は勘違いすることなく無心でそのものを映す。輝いているのは自分ではないことを鏡は知っているのです。
そんな鏡のようであれという意味の禅語です。

相手によって態度を変える人は嫌なものです。どんなに貧弱でもどんなに華麗でも、鏡は態度を変えず、相手と自分を見間違えることはないのです。


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